ACL準決勝:宇佐美貴史「1、2発決めて、第2戦に向けたアドバンテージにしたい。」
ガンバ大阪は本日、30日にアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の準決勝を敵地・広州恒大で行う。
広州恒大といえば2014年ブラジルW杯にてブラジル代表を率いたスコラーリ監督。彼は過去にポルトガル代表やイングランド名門のチェルシー、過去にはジュビロ磐田を指揮した経験もある。
選手ではブラジル代表で活躍するパウリーニョやリカルド・グラール、ロビーニョ(ACLは登録メンバー外)といった選手の他に、中国代表で活躍する選手が10人以上も在籍するアジアの黄金チーム。
ACL準々決勝で柏レイソルを1勝1分で撃破している。
そんなチームを相手に今日の第1戦は指揮官・長谷川健太監督が退席処分のためベンチ外。さらには日本代表・丹羽大輝選手も累積警告のため出場停止という事態。
ただ、そんなガンバ大阪も先日行われたリーグ戦では柏レイソル相手に3-1という快勝。その試合では、宇佐美貴史選手も得点も決め復調見せている。
また、ACLの準々決勝第2戦は彼が出場停止の中、チームが一丸となり執念の勝利を挙げたということもあり、その恩を返すためにも結果を残したいと気合十分。
「宇佐美が決めたら負けない」というジンクスは代表戦含めると40試合連続となる。ここは何としても彼のゴールによってチームを勝利に導いてもらいたいところだ。
以下、監督・選手コメント
・長谷川健太監督
「スタンドで見るのと、ピッチサイドで感じることは違いますからね。上からだと全体は見渡せますが、選手の温度は伝わってこない。片野坂コーチには、ピッチサイドで感じたことを大事に采配してもらえればいいと思っています。またピッチにも遠藤をはじめ、自分たちでしっかりと判断できる選手がいるので、心配はしていません。逆に僕がベンチにいなくて、すごくいい勝ち方をしたら『今後はスタンドで見ておけ!』と言われないかが心配ですが(笑)」
・遠藤保仁選手
「シーズン終盤に出場停止になる選手や怪我人が出るのは、最初から想定して戦っている。ここまで全員のチーム力で勝ち上がってきたように、次の試合も総力戦で全員で乗り越えたい」
・宇佐美貴史選手
「今回の準決勝を戦えるのは、僕が出場停止だった全北現代との準々決勝第2戦を仲間が勝ち取ってくれたから。その恩を返すためにも結果を残したいし、決勝の舞台にチームを連れていけるようなプレーを示したい。相手は攻撃的なチームだし、ホーム戦だと考えても、前に出てくるはず。そこで上手く耐え抜きながら、1、2発決めて、第2戦に向けたアドバンテージにしたい。個人的には柏戦も含め、チャンスを仕留めるための“質”は上がって来ている。広州戦でもその質はもちろん、少ないチャンスをしっかりとチームのゴールに変えていくプレーや、チャンスを作り出すプレーを見せたい」
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